前略ごめんください
まだ春の暖かさすら感じない毎日ですが、今日は私の人生の中で唯一の背筋が凍るような恐怖体験(怖いのは私だけかも笑)をお話してみたいと思います。
中学生時分、私は学習塾に通っていました。自宅からは少し離れた場所の学習塾で、帰宅時間になると友達のお母さんが車で家まで送ってくれていました。
ある日、見たことのない女の子が近くの席に座っていました。休憩時間になり、その女の子と話をしていると、不意に「私、除霊ができるんだけどやってあげる」と言うのです。
私はやってくれるならありがたいと、特に深くは考えずにやってもらうことにしました。女の子は私の背中に向かって何か呟きながらバンと背中を叩き「これで大丈夫」と言いました。
わけもわからず「ありがとう」と告げ、その日の帰宅も友達のお母さんが運転する車で送ってもらいました。
自宅に着き、しばらくすると、庭に出ていた父が私を呼びました。「今、塾に忘れ物しませんでしたかって女の子が来たんだけど」と言いながら父が再び庭に出ると、「あれ、今そこにいたんだけどな」と言いました。
私は、すぐにそれがあり得ないことだと気づきました。自宅から離れている塾に通っていて、自宅まで送ってくれている友達以外、私の家を知っている人はいないはずなのです。また父は友達とは顔見知りです。では一体誰が来たのか。
その日の夜は、ブルブル震えながら眠りに就いたのを覚えています。話はここまでなのですが、私が塾に忘れたもの……それは女の子に除霊してもらって祓った何かだったのではないかと、つい最近気がついてしまい、あの恐怖がよみがえりました。
私には霊感がなく、霊体験というものはないのですが、これが父を介して味わった唯一の恐怖体験となります。しかしながら女の子には、私に何が憑いているように見えたのでしょうか。そもそも、その女の子は本当に塾の生徒だったのでしょうか。3回くらいしか会わなかった気もします。
朝方にこれを書いているのですが、元来怖がりなので、自分で書きながら寒気に見舞われています笑
今日は少しだけ暖かくして、気持ちを緩めたいと思います。
かしこ